Staff Interview

マネージャー/職業指導員 スタッフインタビュー

過去のIT職経験を活かし、自信を持って社会に出られる人材を輩出していきたい

マネージャー/職業指導員

梅﨑和宗

Kazunori Umezaki

フリーランス経験を活かした障がい者支援をしたい
どのような可能性や魅力を感じて、Createを選びましたか?Createを選んだ動機、ポイントをお願いします。
私は、フリーランスでライター業やWEB制作、YouTube動画制作を行っていました。その中で、広告出稿やマーケティングなど、次第に活動の幅を広げていきました。

また、フリーランスで活動している際に、昔所属していた少年野球チームの方に、コーチを頼まれました。ボランティア活動ではありましたが、ほぼ毎週末、試合やイベントに参加をし活動する中で、発達障がいを抱えた子供たちと出会いました。特に、衝動性が強いお子さんや、なかなかコミュニケーションが取れないお子さんに対して、伝えていることの重要性や社会生活の大切さについてご家族と一緒に考える機会がありました。この経験を通じて、ただ教えるだけでなく、子どもたち一人ひとりの個性に寄り添い、共に成長することの大切さを強く感じました。

この経験が結果的に私の中で大きな転機となりました。コロナ禍でフリーランスの仕事が減り転職活動を行っていた際、自分の進むべき道に迷っていました。そんな時に、発達障がいで悩んでいる方々が、壁にぶつかったときに導ける存在でありたいという気持ちが強くなり障がい福祉の道を選ぶことを決意しました。そんな中で発達障がいの方々の育成に力をいれている事業所を運営している、Createの求人を見つけました。
これまでの経験を活かせるIT職の現場で、誰かの支えとなれる存在でありたい。そして、”たくさんのありがとうを集めたい”というのが私の生きる上での目標です。

転職活動をする中で、様々な代表の方と面接を通してお話をさせていただきましたが、香月代表の今後の夢や展望を聞いた際、私自身がフリーランス時代に培ったビジネススキルや、WEB・動画制作の知識を活かし、利用者様が自信を持って社会に出られるようなサポートができると確信し、Createを選びました。
ディレクションや新たなプロダクト販売など幅広く活動
Createで担当している仕事の役割と内容は何ですか?
私はフリーランスでの経験を活かし、A型事業の制作案件のディレクションや進行管理を行っています。その他にも移行支援の利用者様の実践に繋がるよう課題の制作やカリキュラム策定なども行っています。

また自社のWEBマーケティングも行う一方で、Tech.HPという定額制のホームページ制作のスキームを作り、プロダクト販売もスタートしました。現在では多くの事業所や企業の方に利用していただいております。

会社の理念でもある「障がいのある方が生き生きと能力を発揮できる未来と社会を創る」ためにも、A型利用者様が社会参加を通して自身の能力を発揮し、収入を得て自立ができるよう、私たちは安定した事業運営を目指し、プロダクトを軌道に乗せていきたいと思っています。
特性を活かし、力を引き出す。自立と社会参加を支援する場所
就労支援事業所とは、どういうところですか?
就労支援事業所は、障がいや特性を持つ方々が社会で自立し、働く力を身につけるための場所です。ここでは利用者様が自身の能力やスキルを伸ばし、社会での就労が可能になるよう、個別に支援プランを提供しています。私たちの役割は、利用者様の特性を理解し、その強みを引き出すことで、社会での活躍をサポートすることです。
利用者さんの成長を見られるのが最も大きな喜び
どのようなところに仕事のやりがいを感じていますか?
私が最もやりがいを感じるのは、利用者さんの成長を間近で見ることができる点です。特に、利用者さんが新しいスキルを身につけ、自信を持って業務に取り組む姿を見ると、この仕事に携わる意義を強く感じます。また、利用者さんが希望する就労先に無事に就職し、社会参加をし活躍している姿を見ることは、私にとって大きな喜びです。
柔軟な対応と協力で課題を解決し、パフォーマンスを向上させる
仕事をする上で、最も大切にしているものは何ですか?
すべての課題を解決していく、という点です。利用者さんの課題、クライアントの課題を解決できるようご提案をし、時に並走しながら、問題解決に務めます。またマネージャーとしてメンバーのパフォーマンスを上げ、適切なサービスを提供することが必要なため、バランスよく柔軟な対応ができるよう心がけています。私一人ではどうすることもできませんので、チーム全体で協力しながら業務に取り組むようにしています。
利用者さんとの案件納品ができた時に喜びを感じる
あなたの仕事で最もやりがいを感じる瞬間は何ですか?
クライアントの案件が無事に納品完了し、完成したものを利用者さんの方と眺めているときに利用者さんが満足そうな顔をしているのを見ると嬉しくなります。
相手を理解し、利用者さんの成長をサポートすることが大切
これから入社される方に意識してほしいこと、必要なスキルについてお願いします。
まず私は「相手を理解しようとする姿勢」を大切にしています。障がいを持つ方々への理解と共感は非常に重要です。また、日ごろ躓いている利用者の方には、一緒に工夫出来るところを検討しています。強みを伸ばし、成長をサポートすることで、より良い未来を築く手助けができると信じています。受け入れつつも、常に前向きな改善と成長を目指して共に歩んでいくことが、真のサポートだと考えています。
柔軟さと前向きを兼ね備えたベンチャー精神のある職場
職場の雰囲気はいかがですか?
私たちの職場は、代表をはじめ全員が成長を目指しており、福祉のイメージというよりも、一般企業・制作会社のような活気ある雰囲気です。また、気軽に意見を交わしながら、自分らしく働ける環境が整っています。

私がこの会社への転職を決めた理由の一つは、まだ若い会社であり、ベンチャー精神を持ち合わせている点に魅力を感じたからです。この柔軟で前向きな姿勢こそが、この会社の大きな強みだと思います。
就労後も頼りにされ、サポートできることが嬉しかった
最も嬉しかった仕事のエピソードを教えてください。
利用者さんが就労した後に、業務で技術的に分からない部分があり、私に助言を求めてくれた瞬間がありました。その時、頼りにしてもらえていると感じ、とても嬉しく思いました。もちろん、守秘義務があるため、具体的な内容は分かりませんが、サポートできることに喜びを感じ、さらに努力しようという気持ちが湧きました。
Tech.neoの拡大で支援をたくさんの人に広げたい
あなたの今後の目標や会社全体として持っている、今後のビジョンについて教えてください。
私個人的な意見でいえば、やはりこの会社が大きくなることが一番だと思っています。それはCreateの提供しているサービスが、実際に困っている方々の未来をより良いものにしていけると信じているからです。

まだTech.neoを知らない方々に、私たちのような移行支援事業所があるということを知っていただきたい。そして、困っている多くの人の手助けになるには、たくさんの場所にTech.neoが必要だと思うからです。

現状、移行支援を利用するまでに利用様にお待ちいただいている現状、そういった方々により速くTech.neoを利用していただくためにも、多店舗展開を含めた会社の拡大が急務だと考えています。

また、弊事業では自立を目指している全ての方々に向けた多角的な事業展開が必要だと感じてます。このような様々なチャレンジに向けて会社やチームの成長に寄与し、更なる社会貢献を目指して行きたいです。