Staff Interview

生活支援員 スタッフインタビュー

IT技術で利用者の方だけでなく社会にも貢献していきたい

生活支援員

田尻健吾

Kengo Tajiri

ITの知識やスキルを福祉の場で活かしたい
どのような可能性や魅力を感じて、Createを選びましたか?Createを選んだ動機、ポイントをお願いします。
福祉とITを繋げるという企業理念に共感して、Createで働きたいと思いました。

家族が福祉サービスに関わっていた経験から福祉に興味を持ち、私の持っているITに関する知識やスキルを社会的に意義のある形で活かしたい、という思いがあります。障がいのある方に技術を身に着けていただいて、社会で活躍できる人材に育ってほしいと考えているため、そのような目標に一致する理念だと感じました。
社内管理システムと社外案件のコーディングを担当
Createで担当している仕事の役割と内容は何ですか?
社内管理システムの開発および、社外案件でのコーディングを担当しています。管理システムとは、弊社へ見学に来られた見学者様や、弊社サービスを利用している方の情報を一括で管理するものです。

これにより業務効率化やペーパーレス化に貢献し、残業を行うことなくスタッフ全員が仕事に取り組める環境を作り上げています。社外案件ではクライアントの意図を汲み取り、迅速に提供することを目標としています。
一人ひとりの特性に応じた、理想の就職をサポート
就労支援事業所とは、どういうところですか?
障がいのある方が社会で活躍できるように、ITスキルやビジネススキル、自己理解などのサポートを提供する場所です。

利用者の方にご自身の特性などの自己理解を深めていただくことや、就労に必要なスキルを養っていただきます。ひとりひとりに合った就職を目指しています。現にWebデザイナーやSE、グラフィックデザイナーなどの幅広い職種の方を社会へと送り出しています。
技術力で感謝の言葉をいただくことに喜びを感じる
どのようなところに仕事のやりがいを感じていますか?
制作したシステムを通じて業務が改善されたとの声をいただくと、自分の技術が人々の役に立っていることを実感してやりがいを感じます。また、利用者の方にプログラムをお教えした際にいただく「実践に役立ちます」「おかげでうまく動きました」などの感謝の言葉がモチベーションになっています。
問題解決の際は視点を変えて考えてみる
仕事をする上で、最も大切にしているものは何ですか?
利用者の方やスタッフ、クライアントなどすべての人と接する上で、相手の立場に立って考えることを第一にしています。できないことがあれば、何故できないのか主観で決めるのではなく、できない原因があるのではないか、その原因を突き止めて解消することはできないかなど、問題には視点を変えて考えるように心掛けています。
多彩なプログラミングスキルで技術と人の架け橋に
あなたの仕事で最もやりがいを感じる瞬間は何ですか?
私が仕事をする上で最も大切にしているのは、「技術を通じて人々に貢献すること」です。

この考えは、独学でプログラミングを学び始めた時から持ち続けているものです。
C言語,Java,Python,PHP,Dart,C#,JavaScriptといった7つのプログラミング言語を習得し、SEとしてキャリアをスタートさせた時、単なる技術者ではなく、技術を通じて社会に貢献できる人材になりたいと考えていました。

Createに入社してからは、この思いを実現する機会に恵まれました。特に、社内DXを推進するためのシステム構築プロジェクトでは、この理念を体現できたと感じています。スタッフの皆さんが使いやすいUIデザインと簡単な操作性を重視したシステムを開発したことで、業務効率が改善され、皆さんから「日常業務が楽になった」「情報が一括で見れて便利になった」などの感謝の言葉をいただきました。技術が人々の抱えている日常業務をいかに楽にできるかを実感しました。

また、バックエンドだけでなくフロントエンド開発にも携わる中で、ユーザーの視点に立つことの重要性を学びました。ユーザーの要望を聞き取り、それを技術で実現することで、多くの方に喜んでいただける製品を生み出すことができました。これらの経験を通じて、技術と人間のニーズを橋渡しする役割の大切さを実感しています。

さらに、私にとって大きな喜びとなっているのが、自身の学んだ知識を障がいのある方々に伝える機会を得たことです。技術の力で、誰もが平等にスキルアップし、自己実現できる社会を作ることに貢献できるのは、エンジニアとしての醍醐味だと感じています。

現在、私が制作したシステムの販売プロジェクトも進行中です。これは、より多くの企業や個人に、技術の恩恵を受けていただくための挑戦です。新たな可能性に挑戦できる環境で、日々楽しみながら仕事ができていることに感謝しています。

これらの経験はすべて、Createでの実務を通じて得たものです。技術の進歩は日進月歩ですが、その中で常に学び続け、新しい技術を習得し、それを人々の幸福につなげていくことが、私のSEとしての使命だと考えています。
課題を発見し、その人に合わせた改善策をじっくり探求することが大切
これから入社される方に意識してほしいこと、必要なスキルについてお願いします。
課題解決への粘り強さが必要かと思います。利用者の方が持つ就労においての課題を発見した際に、その方が持つ強みや弱みを交えた改善策を一緒に考えていきます。それには長い期間が必要ですので、じっくりと寄り添って解決方法を探す忍耐力が役に立ってくると思います。
明るくて役職関係なく意見が言い合える職場
職場の雰囲気はいかがですか?
明るい空気の職場です。定期的にミーティングを行い、業務の進め方や問題の対処法などを皆で話し合って決めるため、役職関係なく意見を発言できる環境です。
サポートした利用者の方が自分で問題解決ができるようになった
最も嬉しかった仕事のエピソードを教えてください。
利用者の方がプログラムの訓練を進めている際に、最初は理解できずに頭を抱えていました。しかしサポートしながら進めていくにつれて理解が進み、自分で問題解決できるまでにスキルアップしていました。自走できることが就労において重要なスキルになるので、そのレベルまで成長した姿を見て感無量でした。
システムの力や技術力でより多くの人に貢献したい
あなたの今後の目標や会社全体として持っている、今後のビジョンについて教えてください。
今後、販売などを通じて私が制作したシステムが様々な人に広まっていき、システムや私の技術を通じて、より多くの人に貢献したいと考えています。